今回は、元素,原子,分子って何が違うのか について説明したいと思います。
化学の教科書で 元素 原子 分子
ってワードよく見かけますよね。
でも全部同じ気がする...
って思う人も少なくないはず
さっそく違いを一言でいうと
次のようになります。
元素......成分
原子......小さな粒
分子......原子の集まり
こんなのじゃピンと来ないわ!
って思った人の為に二酸化炭素(CO2)を例にして分かりやすくみたいと思いますが、
その前にちょっとだけ前置きさせてください。
前置き(分子の存在)
実は私たちの身の回りにある大体の物質(水や空気など)は大量の分子の集まりなんです。
(小さすぎて目には見えませんが)
例えば二酸化炭素が入ってる風船があったとしてその中身を
めちゃくちゃ小分けにしたやつが二酸化炭素分子です。
ここから本題に戻ります。
二酸化炭素を元にした例
この画像が二酸化炭素の(分子)です。
この赤い粒-黒い粒-赤い粒の3つの粒
全体のことを分子と呼びます。
さらに先ほど説明したように
分子は原子(粒)の集まりなのでこの場合
1つの黒い粒と2つの赤い粒という
3つの原子(粒)から二酸化炭素の分子は成り立っていると言えます。
つまりこの粒のことを原子と言います。
また、炭素(C) と酸素(O) という2種類の元素(成分)から成り立っています。
(元素記号なんかまだ覚えてないよーって方は
こちらの記事を読んでみてください。)
まとめ
元素......成分
原子......小さな粒
分子......原子の集まり
二酸化炭素(CO2) の分子は、炭素(C) と酸素(O) の2種類の元素から成り立ち、1つの炭素原子と
2つの酸素原子で構成されている
ということになります。
元素、原子、分子の違いを理解すれば教科書が少しは分かり易くなるので頑張ってみてださい!